6月のリゾートバイトについてまとめました。6月は初夏であり、気温がだんだん暑くなってくる時期ですよね。
気温が暑くなってくると、「避暑地へ旅行しにいく」「海へ遊びに行く」など涼しい場所へ行ったり涼む遊びをしたくなるものです。
そんな時に便利なのが「リゾートバイト」になります。皆さんも、聞いたことはあるのではないでしょうか。
リゾートバイトとは、その名の通りリゾートに住み込みでバイトをするというものであり、自分が望むリゾート地へ行けることの他にお金も稼ぐことができてしまうとてもお得なバイトです。また、宿泊料金や生活費などは一切かからないため効率的な貯金もできます。
ただ、初夏である6月は、まだ観光地もシーズンを迎えているわけではなく8月のように観光客がどっと増えるわけではないため、求人もシーズンに比べてそれほどでもありません。
6月はまだそこまで暑くなるわけではないから、ということや6月に特筆すべきイベントなどもあまり見られないことから地味な時期であると考える方もいるでしょう。
ただ、その分6月にリゾートバイトに行きたいと考える方はそれほど多くないということであり、倍率もそれほど高くないのが6月のリゾートバイトの魅力です。今回はそんな6月のリゾートバイトについて、詳細をご紹介していきます。興味がある方は是非みていってください。
6月のリゾートバイトの特徴!
さて、まず6月のリゾートバイトの特徴ですが1つ目に「仕事自体は激務ではない」ということが挙げられます。
6~8月は、1~3月というどの時期でも楽しめる期間とは違い、6月に旅行に行くのであればもう1,2ヵ月待って休暇の時に行くというのが大半であるため、本格的に観光客が増えるわけではありません。そのため仕事がかなり忙しいという確率はそれほどないでしょう。
また、その分求人が少なくなるものの、「学生や転職活動中の方が忙しい時期」であることから、フリーターの方や6月から長期的に新生活を始めたい方などに向いていると言えます。
リゾートバイトの大半が学生であるため、その学生の大半が参加しないということは、応募の選考を通る可能性がぐんと上がるということです。
求人こそ少ないものの、8月などの観光客で賑わい仕事が忙しくなる時期に比べて楽ですし、賃金も同程度です。
これらの倍率の変動や楽さから、「時期関係なしでとにかく体験したい方」であったり「本気で行きたい場所の前に、経験を積んでおきたい方」などにとっては6月のリゾートバイトはとても魅力的だと言えるでしょう。
ただ、観光時期ではないことから行ける地域が限定されてしまうことなどはしっかりと考慮する必要はありますね。
6月のリゾートバイトにおすすめの仕事!
次に6月のリゾートバイトにおすすめの仕事になりますが、6月は5月同様まだ初夏であるため沖縄などの地域を除き本格的なマリンスポーツもあまり見られませんし、もちろんウインタースポーツなどはできません。
そのため、6月に募集されるリゾートバイトも、宿泊施設などでの接客や清掃業務、管理業務が一般的となります。
ただ、そうはいっても海に入るのではなく海に遊びに来る方も少しづつ増え始めてくることから、宿泊施設の募集も海近くのものである可能性が高くなります。
6月のリゾートバイトの仕事選びは、とにかく「失敗だけはしないようにする」ことを第一に考えるといいでしょう。5月のように気候が安定しているわけでもありませんし、また4月のように芽生え始めた緑をみて冬と春の調和を楽しむということも6月にはできません。
ただ、6月のリゾートバイト選びで失敗しない方法はいたってシンプルであり、それは「海と温泉、近場に自分好みの観光ができる」という条件で探すということです。
6月は梅雨の時期で気候も安定していないため、とにかく体をリラックスさせることができ、晴れた時に好きな観光スポットに行けるといったようなことをイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
ただ、雨が多いということで「雨と新緑が似合うスポット」である鎌倉や青森の天然記念物である奥入瀬渓流などの観光などはおすすめできるため、風情を楽しみたいというのであれば6月の梅雨にぴったりなそのようなスポットにいくのもいいでしょう。
6月のリゾートバイトに北海道はおすすめ!?
リゾートバイトの地域によって人気にも差がありますが、その人気上位に入るのがまず北海道になります。6月のリゾートバイトに北海道を選ぶメリットはどういったものがあるのかなどについて見ていきましょう。
まず、一般的に5月が一番気候が安定していると言われているのですが、北海道に関しては6月のほうが安定している時期であると言われています。
そのため、北海道であれば6月でも快適に観光ができるでしょう。また、北海道の夏は短いため、初夏である6月でも大きなイベントが催されます。そういったイベントを楽しめるのも魅力的ですね。
次に、日本の中で最北端にある地域であることから6月の日中は長く、19時付近になってもまだ外が明るい状態になります。観光できる時間も長いため、リゾバの休日を最大限利用して観光ができるということになりますね。仕事が早く終わるのであれば、その後でも行けそうです。
そして、北海道といえば「ラベンダー畑」が有名ですよね。その有名なラベンダー畑も6月中旬くらいからが一番いい時期と言われているため6月にリゾートバイトをするのであれば、年間で一番きれいなラベンダー畑を見ることができます。
さらに、離島や海沿いの地域では、クルーズになどにより海へ出ることで海の生物とのふれあいなども楽しむことができるそうです。6月は「シャチ」や「クジラ」と遭遇する確率が一番高い時期ということもあり、珍しい動物を見ることができる可能性も高いと言われています。
そして締めくくりは「夕張メロン」。6月頃のものがとても美味しく食べれるということで、6月に北海道にリゾートバイトしに行くのであれば是非食べたい一品ですよね。
このように6月の北海道にはたくさんの魅力が詰まっています。北海道が人気の地域というのも納得ですね。
6月のリゾートバイトに沖縄はおすすめ!?
北海道の魅力をたくさん話したところで、次の人気地域に移りましょう。
その、北海道に次ぐ人気を誇る地域が、「沖縄県」になります。沖縄も北海道と同じく人気が高く、お金を稼ぎながら働けるというリゾートバイトのシステムを利用するのにとても良いと若い方から注目を集めています。
皆さん、沖縄と言えば「カラッと晴れた青空に、目の前に広がる一面の綺麗な海」という風景が思いつきませんか?あの風景は、実は6月の中旬以降の沖縄なのです。
あのポスターや雑誌などで1度は見たことがある風景は、6月中旬からいきなり真夏へと変貌した沖縄の姿になります。暑そうではありますが、とても気持ちよさそうですよね。
また、沖縄名物の南国フルーツであるマンゴーなども、ちょうどこの時期に収穫がされてお店に出回るようになります。旬である南国フルーツはとても美味しく、6月に沖縄へリゾートバイトにいくのであれば必ず食べておきたいところですね。
沖縄は昔は琉球王国という独立した国であり、本州とは異なる文化を持つ地域でもあります。中国から持ち帰ったという説もある「ハーリー」という文化もその内の1つであり、琉球王国時代から約600年続いている伝統行事になります。
ハーリーとは、豊業と安全祈願をするために「サバニ」という伝統漁船で競争をするという沖縄の大イベントで、かなりの盛り上がりを見せます。6月に行くのであれば是非こちらも見ておきたいイベントですね。他にも、音楽フェスティバルの時期であったりと、この時期の沖縄は大盛り上がりです。
6月に沖縄に行くのであれば、このような魅力ある事柄を体全体で感じることができますね。北海道に匹敵する人気を持つというこちらも納得できます。
6月のリゾートバイトは短期がおすすめ!?
さて、人気地域のご紹介も済んだところで、実際6月のリゾートバイトは短期・長期どちらのほうが良いのかについて触れておきましょう。
期間に関して結論から言うと、6月のリゾートバイトであれば短期長期ともにおすすめできると言えるでしょう。人によるところが大きいということがあり、例えば学生であれば卒業単位に関わらなければ短期長期ともに計画することができます。
ただ、7月末にテストがあり、単位を回収しなければならない方であれば短期でしかできませんよね。
また、フリーターの方であれば6月、7月と2ヵ月の長期の住み込みリゾートバイトで応募して、8月の夏にはそのお金で遊んだり、8月募集を開始する他のリゾートバイトに行ったりするということもできます。
もちろん転職活動中の方であっても、自身のスケジュールに問題ないのであれば長期的にリゾートバイトをするのもいいでしょう。
6月、7月は8月の真夏を迎えるまで比較的穏やかな気候のもと働けるため、必ずしも短期がいいということにはなりません。そのため、先に述べた通り「時期的なものではなく、人によって短期長期どちらが良いのかが決まる」ということになるのです。
4月であったり、5月であったりは「ゴールデンウィークや気候」などの関係から短期のほうが良いとご紹介してきましたが、そういった意味では6月もリゾートバイトに関して言えばある意味特殊な時期だと言えますね。
自分のメリット・デメリットをよく考えて期間を絞るようにしましょう。
6月のリゾートバイトの評判!
最後に、6月のリゾートバイトの評判に関して見ていきましょう。実際に6月にリゾートバイトをした方がどのように感じたのか、またどのような評価をしたのかというのはかなり気になるところですよね。
代表的な評判などは以下のようになります。
- 6月の初旬~中旬にかけては天気の荒れやムシムシ感はあったものの中旬から末にかけてはカラットした日が続き気持ちよくリゾート地で過ごせた。
- 7,8月にはイベントが多くありますが、6月というタイミングで恋人ができたのはグッドタイミングだった。
- 夏本番の気温でなく、大自然の中夏を楽しむことができたのはとても良かった。
- 梅雨で天気は少し残念だったが、夏に遊べるお金が貯金できて結果的に満足できた。
これらの評判を見る限り、6月が特に良かったということはなかったもののこれから先に向けてなにか物事の変化を起こすタイミングとしてはとても良いということがわかります。リゾートバイトというきっかけで自分になにかしらの変化があり、それが7,8月の自分にいい影響を与えるというのは素晴らしいことですね。
また、梅雨の時期にリゾートバイトをするのはもったいないということを先に書きましたが、「梅雨の間に夏に遊べるお金を貯めることができた」というのはポジティブな評判ですね。6月にリゾートバイトをするのであれば、貯金を第一に考えるというのもいいかもしれません。
6月のリゾートバイトを探してみよう!
6月は地域によって様々なイベントが始まる時期ということで、これから本格的な夏を迎える前にリゾートバイトで貯金をするなり、また暑くなりすぎない内に自然を謳歌しておくというのはとても魅力的ですよね。
夏を迎える前に、自分自身を成長させるためリゾートバイトで鍛えるというのもいいかもしれません。評判のところで書いたように、自分自身を良い方向に変化させるという効果もリゾートバイトには期待できるため、デメリットよりもメリットの方が多いですね。
さて、6月のリゾートバイトですが、冒頭で述べた通り求人数が少なくなる傾向にあると言えます。その少なくなるであろう求人の中で、より自分が望む募集を見つけ、見事選定を通過するためには何が必要なのでしょうか?知識でしょうか?スキルでしょうか?
そんなことはありません。実際に選定を通過するために1番重要なことは知識でもスキルでもなく、「いかに早く行動するか」ということです。これは1年を通してどの時期でも重要なことですが、「倍率が高いということは、応募する方のスピードもかなりはやい」ということになります。
「募集はしっていたけど後で応募しようと思っていた」などと思っていてはいつの間にか募集が締め切られていたなんてこともありえます。
これは筆者の体験ですが、筆者はなんの一般家庭料理を作れるだけの料理スキルだったのに気付いたら「会員制ホテルの厨房」に立っていました。このことからも、スキルや知識よりもとにかく応募制限がかかるまでに素早く応募できるようにするということが大事だということがわかります。
この注意点をしっかりと念頭に置いてリゾートバイトを探すようにしましょう。