7月のリゾートバイトについて特徴や期間などの情報をまとめました。
7月は、夏休みや夏の休暇を目の前にして「どんなことをしようか」などとワクワクしながら考える時期ですよね。楽しいことは、予定を立てる段階から楽しいものです。
ただ、夏に遊ぶ予定を立てるとはいっても「高い費用がかかる」という悩みにも繋がってしまいます。また予定がないから家でダラダラしていようというのもなにかもったいないですよね。
そんな時にお勧めできるのが「リゾートバイト」になります。リゾート地に住み込んで働ける上に生活費や宿泊費がかからないという素晴らしいバイトで、近年リゾバという愛称で広く親しまれています。
夏休みを目の前に予定を立てるのもいいですが、その予定を現実のものにするにはやはり費用が必要です。また、急に7月に単発のバイトを入れたとしてもそれほど多くは稼げないですし、モチベーションもなかなか続きませんよね。
その点リゾートバイトは、1週間という短期間からの応募が可能であり、また1週間でも7~10万円程度のお金を稼ぐことができます。夏休み前に1週間だけリゾートバイトをするというのはあらゆる面でメリットがあるということですね。
今回は、そんなリゾートバイトについて「7月のリゾートバイトの特徴」「7月のリゾートバイトはどのような仕事がおすすめ?」ということなどについて細かくご紹介していきます。
7月のリゾートバイトの特徴!
まずは7月のリゾートバイトの特徴ですが、7月は全国的に海開きがされる月であり各地域でマリンスポーツや海水浴が解禁になります。そして当たり前ですが、海開きがされたことによって海への観光客がかなり増えることになります。
また、7月は海開きと同時に夏休みに入る月でもあります。そのため旅行客などが時期を狙って各地を観光したりするため、海以外の地域でも5月6月と比べてかなり多くの旅行客で賑わうことが予想されます。
周辺の宿泊施設やレジャー施設、売店などで人手が足りない状況になるのも必然ですね。日本全国の人々の大半が夏休みに入ることを考えると、確かに各地の観光名所は忙しくなりそうです。
ただ、その分リゾートバイトの求人が増えることに繋がります。5,6月となかなかリゾートバイトの募集に引っ掛からなかった方であっても7月であれば確率は上がるでしょう。7月のリゾートバイトの特徴は「春に比べてバイト募集がかなり増えてくる」ことだと言えますね。
7月からの夏場は短期の募集が多く、また給料も高めで設定されているため「短期間でたくさん稼ぐ」ことができます。もちろん勤務地に住み込みのため交通費などもかからず、その分効率的に貯金ができるのでかなりお得ですよね。
7月のリゾートバイトにおすすめの仕事!
では、実際に7月にリゾートバイトをするなら、どのような仕事がおすすめなのでしょうか?実際にはリゾートバイトの仕事内容というのは通年あまり変わりません。
夏と冬に「マリンレジャー施設」や「スキー場」での仕事があるということを除けば、仕事内容は主に「接客」「清掃」「売店」「調理」などになります。特にリゾートバイトでは宿泊施設での募集がダントツで多いため、旅館やホテルでの仕事になるということですね。
夏である7月のリゾートバイトでは「海の家」や「マリンレジャー施設」での仕事と、宿泊施設での仕事が主なものになります。リゾートバイトをするときには、仕事内容で決めるよりも、自分が行きたい場所の近くのところに応募する方がおすすめできます。
しかしやはり夏ということもあるので、綺麗な海であればどこでもいいと言う方は海付近での仕事をメインに探すといいでしょう。
また、真夏の直前である7月にはビーチなどの海ではなく「離島」などで「いつもとは違う世界での生活」をしてみるのもおすすめです。見るもの全てが新鮮で、体も心もリフレッシュすることができますし、このような経験は普通は費用がかさむためなかなかできることではありません。
リゾートバイトを利用して経験するのはとても賢い方法と言えるでしょう。
さらに、7月はまだ夏とは言えども地域によって涼しさが感じられる地域もあります。暑さが苦手という方は気温こそあまり変わらないものの、空気が爽やかに感じれる東北地方や北海道などに注目するのもいいでしょう。
7月のリゾートバイトに北海道はおすすめ!?
冒頭で説明した通り、リゾバは今では全国各地で人気のある働き方といっても過言ではありません。そのため、全国的にリゾートバイトが展開されているのですが、その中でも特に人気の地域があります。
まず「北海道」が人気地域に挙げられます。7月の北海道の気候は本州よりもすっきり爽やかな空気であり、気温ほど暑さを感じることがありません。通気性のいい服を着ていればかなり過ごしやすいでしょう。
北海道の北方の地域である北見市などは「降雨量が少ない」土地であり、北海道の中でも7月の気候の爽やかさはナンバーワンです。
また、7月は有名な「ラベンダー畑」や「白い恋人パークのローズガーデン」の花々がとても美しく咲いているため、リゾートバイトの合間に見に行くことをおすすめします。
さらに、7月には美瑛町にある「パッチワークの路」で、まるで日本ではなくヨーロッパの美しい丘陵に立っているかのような感覚を味わうことができます。ニセコから小樽方面へドライブがてら「島武意海岸」で広大な海を眺めるのもいいでしょう。
このように、7月のリゾートバイトに北海道を選ぶと、「雄大で美しい自然を楽しめる」ということですね。
グルメに関しても、7月の北海道では「花咲ガニ」「ジャガイモ」「トウモロコシ」が旬です。7月には北海道の各地でイベントがあるため、それらのイベントの出店で食べるじゃがバターや、海沿いのお店で食べれる海鮮品に舌鼓を打つのもおすすめできる楽しみ方の1つにになります。
7月のリゾートバイトに沖縄はおすすめ!?
北海道にひけをとらないほど人気のある地域は、「沖縄県」になります。では北海道とは真逆の地域である沖縄県を7月のリゾートバイトで行くとどのような体験ができるのでしょうか?
まず皆さんのイメージ通り「海水浴が好きな方」には沖縄はかなりおすすめできる地域です。カラッと晴れた天気のなか丁度いい水温の透き通った海で海水浴をするのはとてもおすすめであり、他の地域で海水浴をするのとはまた違うものになります。
透き通った海の中を探検する「シュノーケリング」「ダイビング」もさることながら、ジェットスキーという海を駆けるアクティビティもとても楽しいと評判です。
沖縄ではもっと前から海で楽しむことができますが、最も適温であるのはやはり7月8月になるため、特に急ぐ理由がないのであればこの時期を選ぶといいでしょう。
ちなみに沖縄の7月の平均気温は約28℃程度であり、朝晩に限っては少し肌寒い空気を感じることもあるようです。猛暑のようなイメージがある沖縄ですが、実際にはそうではないようですね。7月であれば、暑がりの方でも充分安心して出向くことができます。
そしてさらに、沖縄では7月の下旬に名護市で「アーティストによるライブ」や「太鼓パフォーマンス」、「つくりたてのオリオンビールが呑める」など楽しいことが盛沢山となっています。
花火もあがったりと7月の沖縄は全土がお祭り騒ぎのように賑わうような活気があります。賑やかな雰囲気が好きな方にはピッタリですね。
また、7月にも伝統的な祭りなどが春頃から引き続き行われているため、そのような伝統芸に興味がある方にもおすすめできます。
7月のリゾートバイトは短期がおすすめ!?
7月の住み込みのリゾートバイトの魅力がわかったところで、実際に行くのであれば短期がいいのか長期がいいのかという問題もあります。
期間こそ時間がある方であればどの程度でもいいではないかと考える方もいますが、リゾートバイトを効率よく利用するにあたって、このけいやく期間というのはかなり重要になります。
まず、7月のリゾートバイトは「短期の募集が多い」という特徴があります。そのため、当然のことですが長期の募集よりも短期の募集に応募したほうが受かりやすいということになりますね。
それに、長期でやりたいなら、なにも同じ地域で1ヵ月以上過ごすより、2つの地域に行けたほうがお得です。2つ以上の地域にいくのであれば2週間程度の期間で区切りをつけて、移動していくスタイルがとてもおすすめです。
また、8月になれば「さらに多くの地域からの募集が見られる」ということになります。7月の内に長期契約をしてしまって、8月の募集で魅力あるところがあったのに行けなかったというのはあまり効率的に利用できているとは言えません。
給料に関しても長期の方が高いということではないため、リゾートバイトを利用するのであればとにかく自分が行きたい色々な場所を巡れる状況を作っておいた方が懸命と言えるでしょう。
7月はとりあえず短期で様子を見て置いて、8月に魅力ある募集があれば参加、無ければ貯めたお金で友人と遊ぶなどした方が、より夏を楽しめますよね。
7月のリゾートバイトの評判!
では最後に、7月のリゾートバイトを実際に体験した方はどのように思っているのか、ということについて注目したいと思います。やはり文章を読むだけでなく「実際に体験した方の声を聞く」ということも重要ですよね。体験者の代表的な感想は以下のようになります。
- 外国人観光客も増えてきたため、英語でコミュニケーションをとるいい勉強になった。
- 仕事が少し忙しく、残業などをしていたら結果的に短期間で10万円弱を稼ぐことができた。
- 宿泊施設での接客はこなせるか不安だったが、自分でもしっかりできたことに加えて礼儀作法などを身に付けることができた。
- 7月という時期だったが、避暑地域を選べたため涼しく過ごせた。
これらの評判を見ても、7月は「気温の調節がきく」ことや「社会に出てから役立つスキルの向上」、また「短期間でもかなり稼げる」ということがわかりますね。
中でも、短期間で10万円程度稼ぐと言うのは他のバイトではなかなかできません。7月という忙しくなり始めた時期だからこそ、8月のように大量募集をかけるわけではないため残業ができます。
また、英語や社会で役立つスキル向上なども魅力的です。7月という少し忙しくなり始めた時期には「接客がおろそかになってしまう」こともあるため、社会に出てから自分の役割をしっかり果たせるように意識するためにも、このような経験はとても貴重なものだと言えます。
7月のリゾートバイトを探してみよう!
7月のリゾートバイトは8月に比べると落ち着いていますが、それでも春の時期に比べるとかなり忙しいと言えます。忙しいのは大変そうだなという気持ちはわかるのですが、それでも夏休みに入った瞬間家でダラダラ過ごしてしまうというのはもったいないことです。
外に出て色々な経験をすることで、まだまだ自分を成長させることができますし、色々な方と出会うことで自分の器や視野も広がっていきます。
これは筆者の体験なのですが、筆者が体験した住み込みリゾートバイトには、「料理人を夢見る人」「お金を貯めたい人」「学生の暇つぶし」「恋人探し」など様々な目的の方も参加していました。
年齢的には22~35歳程度の方ではあったのですが、様々な目的の方と知り合うことで、「このように考える人がいるのか」という発見もあるのです。
そのような発見があると、「自分の考えを広げること」や「今まで受け入れがたかったことを受け入れることができるようになった」など多少なりとも変化が起きるものです。この変化は、それほど気分が悪いものではなく、むしろ自分もこれから大人としてやっていく中で必要なことであると感じました。
リゾートバイトは確かに、最初は不安であったり勇気が必要なことであるかもしれませんが、行って「行かなければよかった」と思うことにはなりません。興味があるのであればどんどん挑戦してみましょう。
さて、最後になりますが「募集に応募するコツ」だけ紹介しておきます。数ある募集の中で、それも人気がある地域の募集の枠を取るためには、「半年前からほぼ毎日チェックをして、いい募集を見つけたらその日のうちに応募する」ということです。
シンプルなことですが、人気の地域というのは数日で定員が埋まってしまったりしてしまいますし、そもそも募集されていたことを知らなかったということもあります。できるだけ小まめにチェックをして、素早い行動をするように心掛けておきましょう。